今回は2005年にお引渡したお客様のレンジフードの交換です。

20年程大切にお使い頂いたレンジフード、スイッチが入らず作動しないという事でメンテナンスの依頼をいただきました。

通常ならば顧客データーから、メーカー及び品番を確認し、取り扱い代理店・メーカーへ状況説明をしてメンテナンスを依頼をしますが、

当時の代理店は既に存在しておらず、後任の会社が引き継ぐかたちでメンテナンスを請け負っていました。

しかしながら確認すると今回の機種については年数がたっているため部品の保有もなくメンテナンス対応外との事。。。。

またサイズが大きい（W＝1190）機種という事もあり現行品としては残っておらず、代替えの後継機種も存在しないとの回答でした。

ということでお客様と相談をして今回、既存とは違うメーカー、違う機種への交換作業となりました。

メーカーが違うレンジフードを交換する際、重要なのは既存と新規フードの排気ダクトの位置と取付下地の位置の互換性です。

それぞれ位置がずれていると新規に加工が必要となってしまいます。当然余分な費用も掛かって参ります。

今回、当社で保管しているお客様の図面をもとに、事前にお客様宅にお伺いし確認を致しました。

互換性の確認がとれ、商品を手配。納期とお客様のご都合を確認して交換作業に着手致しました。

まず、既存フードの取り外し作業となります。ダクトカバーから外して本体の外しへと移行していきます。

本体が外れた後、壁面の油汚れ等をクリーニング致します。できる限り油汚れ等を除去して行きます。

その後、新しいレンジフードの本体を取り付けていきます。

本体がしっかりと固定されていることを確認して、ダクトとの接続となります。接続の後、防火材を取り付けます。

作動確認をして最後にダクトカバーを取り付けていきます。設置後、汚れを拭きとり交換作業が終了致しました。

最後に交換後、機器を使用してのお客様の声です。

「元から設置してあったかのようで、違和感のないデザインで良かった。これで安心してまた料理作りにいそしめますね！」

新しい商品はデザイン性はもとより清掃性や静粛性において20年前とは格段に違います。(工事担当：近藤)