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シンプルに、存在感をおさえたキッチンno.4452
「インテリアの参考にしているのはシボネやH&Hスタイル」というS夫妻。 数年前まではポップなインテリアが好みだったそうだが、今では見事にシンプルな空間づくりに成功している。 設計段階から配線計画や、色味・質感については話合いを重ね、理想の家づくりを進めていった。 キッチンについても、RCの無機質な質感とシンプルなインテリアに合うものを探していくうち、コンセプトが明確だった為、システムキッチンでは対応しきれない事もあり、行き着いたのがオーダーキッチンだった。 ステンレスの仕上げをバイブレーションにできる事も決め手の1つだったそう。
キッチンのコンセプトは、リビングとの一体感、かつキッチンらしさを隠す事。 すっきりとしたリビングからキッチンの「生活感」を極力消せるよう、手元は隠した。 高さ決定のポイントは水栓がリビング側から見えない高さ。 また、いかにも手元隠しという印象にならないよう、テーブルの片端をキッチンの対面収納で受ける、というのもオーダーならでは。
キッチンに1歩入れば、作業側は使い勝手を重視し、扉も最小限とした。収納はリビングから見てキッチンらしさが目立たないように白い扉ですっきりと見せた。 普段から整理整頓が上手な奥様は、余分な物を買わない事、しまう場所を確保し出しっぱなしにしない事、を心がけているそう。 すっきりと使う事により、より素材の質感が引き立って見える。
シンク下はゴミバコ置場、もちろん扉なし。コンセントも手元に欲しくなるもの。 調理機器収納は扉を開けて取り出すのは面倒、ワイヤーシェルフは棚のようにも使え、奥のものを取り出すときにはスライドする為、使い勝手がいい。 よく使う物はよく洗う物の為、ホコリなどもさほど気にはならないはず。 まな板を収納するのも、「生活感」を感じさせない為の工夫。
大容量の引出収納。幼稚園に通う2人のお子様に毎朝作っている「キャラ弁」グッズもすっきり収納されている。 引出の高さは収納物を測り細かく設定。限られた収納の中で手の届かない部分も有効利用する為、巾木部分に収納も組みこんだ。 リビング側も一部は木質のアクセントカウンターとし、奥行きは雑誌類を基準とし、配線もできるスペースとした。
シンクはシャープなフォルムにこだわりオーダーとした。 食洗機はオールドアタイプを採用。 【ご参考価格】 キッチン(シンク・IH)側+ダイニング側収納 170万円 背面収納側 70万円