『キッチン&リフォーム』を進める上での留意点 | オーダーキッチン ekrea~エクレア~

知っておきたいあんなこと・こんなこと

キッチンリフォームの留意点

『キッチン&リフォーム』を進める上での留意点

キッチンを主体にしたリフォーム工事において留意すべき点についてお話します。
キッチンを主体にしたリフォームのうち、既存キッチンをそのままにして老朽化した機器の取替え、配管・配線の取替え等をする単独工事ではなく、キッチン本体の取替えに伴う間取り変更や内装改修まで含んだいわゆる『キッチン&リフォーム』について取り上げていきます。
まず、どういう流れで工事が進んでいくのかを掴んで頂きましょう。段階毎での留意点について下図のようにまとめられます。大きくは、契約までとそれ以降の工事の段階に分けられます。

(1)お引合いからご契約までのフローと留意点

〔フロー〕

〔留意すべき点〕

お引合い・打合せ

・リフォームの目的

・予算、工期

現場調査

・建築的要素・・・建物構造、間取り、解体可能箇所

・給排水系統の把握・・・排水経路、排水繋込み口の把握

・電気系統の把握・・・電気容量、回路数

・換気系統の把握・・・排気経路の把握

・搬出入経路の把握

・管理規約による制約事項の把握

・専有部分と共有部分の把握

プランニング・概算見積

・平面計画

・イメージスケッチ

・概略仕様の想定

・概算見積(誤差±15%)

プランの決定
仕様の決定
詳細見積
工期の決定

・平面計画、立面計画、設備計画の決定

・製品仕様(キッチン本体の仕様)決定

・設計・施工仕様(キッチン以外の工事範囲と仕様)の決定

・最終仕様に基づく詳細見積

・工期の決定

「お引合い・打合せ」

今、お使いになっているキッチンで、「どういうところに問題があってどうしたいのか」を整理して明確にご要望を出されることをおすすめします。ご希望の予算・工期があれば、併せて出されるとよいと思います。「希望の予算でここまで言ってよいのか?」と遠慮する必要はございません。また、この時にできましたら、現状の図面、マンション管理規約等を用意されると、ご要望の中でできるものとできないものと、ある程度判断できます。

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「現場調査」

言葉どおり、現在の状況がどうなっているか把握するため、設計者・業者が
〔留意すべき点〕の所で記載した内容を把握・確認します。

「プランニング・概算見積」

何案かプランを立て、ご希望に沿った仕様を想定し、概算でどれくらいの金額になるか試算して方向性を決めていきます。そして次の詳細の作業である

「プランの決定、仕様の決定、詳細見積、工期の決定」

「プランの決定、仕様の決定、詳細見積、工期の決定」へと入っていきます。
  この段階では具体化しますが、なかなか一度では決まりません。プラン・仕様が固まっても、詳細見積で予算に合わず、VE(Value Engineeringの略で、仕様変更をして予算に近づける作業です)を行ないながら、ご要望をできるだけ活かしつつ、お客様には多少の妥協を頂き、まとめていきます。繰り返し何回かこのループを回って決めていきますので、時間はかかります。これはリフォームに限らず、新築工事でも同様のことを行ないます。
そして工期を決めて、「契約」に至ります。

仕様決定の際、プランに入っている素材の質感や色をサンプルできちんと確認をして頂きます。選ぶ素材により見積も変わります。

(2)工事着手から工事完了・アフターメンテナンスまでのフローと留意点

〔フロー〕

〔留意すべき点〕

工事着手前準備

・工事日程の確認、調整

・法規制に関する届出(水道・電気・ガス・消防など)

・管理組合への届出(工事承認願・工事概要書作成など)

・近隣挨拶(工事日程・工事時間・騒音等の影響の伝達など)

・機材搬出入経路の確認

・駐車場の確認

・管理人への事前報告

施工前の段取り

・機材搬出入経路、通路・エレベーター等共用部の養生

・専有部工事箇所近隣部の養生

施 工

・中間検査(段階毎の自主検査)

工事完了

・完成検査(自主検査・施主様検査)→駄目工事

・発生残材処理

・養生箇所の復旧、清掃

・管理組合への完了報告

・管理人、近隣への挨拶

・施主様への引渡し

アフターメンテナンス

「契約」が完了すると、いよいよ工事にかかっていくわけですが、工事に入る前にやっておかなければならない作業が、次の「工事着手前準備」です。

「工事着手前準備」

留意すべき点の所に記載しているように、工事を円滑に進めるための、主に周辺への配慮とか届出とかいった内容です。この作業を怠ると、意外に予定している工事が始められなかったり、近隣ともめたりします。時間的にはそんなにかかるものではございませんので、お忘れなく。
次に、「施工前」の段取りですが、これは工事箇所以外の養生(物をぶつけても傷つかないよう、予めシートとかパッキン材を壁や床に貼ったりする作業)です。

それが終わると「施工」に入ります。工事前には工事を計画的に行なうため、工程表を作成し、それに合わせて工事を進めてまいります。工事内容については、段階毎に現場監督が設計図書どおり仕上がっているか検査します。
そして「工事完了」の段階になります。工事が完了してもうおしまいとはいきません。残材の片付けや養生の剥がしや清掃などを行ない、社内検査や室内のホルムアルデヒド測定を行ないます。お客様の検査も受け、駄目(目に見える不具合箇所や瑕疵を言います)があれば、その手直しを行ないます。

それが完了していよいよ建物のお引渡しになります。同時に管理組合への完了報告、管理人・近隣への挨拶を行ない、工事は完了します。